2013年12月28日土曜日

ブレッドボード上でArduinoを作ろう(その1):お手軽Arduinoを作る

Arduinoを使っていると、ブレッドボードとつないでLEDを光らせたりすることは多いと思います。そうこうしているうちに、Arduinoを自体をブレッドボード上でちゃちゃっと作れないかな、と思うことはないでしょうか。

ここでは、ブレッドボード上にArduinoを作る方法を紹介します。

必要なもの
部品リストを下記に示します。

部品個数購入先備考
USB miniBケーブル1100円ショップとか
普通のブレッドボード1Switch Scienceとか
FT232RL USBシリアル変換モジュール1秋月電子
Arduino Duemilanove用交換チップ(ブートローダ書き込み済みATMega328P-PU)1Switch Science
水晶発振子 16MHz1どこでも
積層セラミックコンデンサ 22pF2どこでも水晶発振用
積層セラミックコンデンサ 0.1μF1どこでも自動RESET用
LED 赤1どこでも起動表示用LED
抵抗 330Ω〜1kΩ(だいたい)1どこでも上記LEDの電流制限用
抵抗 1kΩ2どこでもTXD, RXD信号の接続部に使う
抵抗 10kΩ1どこでもRESET信号のプルアップ用

上記の部品を全部そろえても2000円前後でしょうか。Arduinoをいじっている人は、よく使う部品が多いので、部品が余ってもあとで使うことがあるでしょう。
それから、ジャンパー用の線が必要です。秋月電子のページで「ジャンパー」で検索してみてください。いろいろと出てくると思います。好きなのを選んでください。

配線図
プレッドボード上に部品をセットします。配置は下の図を参考にしてください。

配線図

実際に配線した例

スケッチを書き込む
セットできたら、さっそく動作確認してみましょう。
  1. Arduinoを起動して、ファイル⇒スケッチの例⇒01.Basics⇒Blink を開く
  2. ツール ⇒ マイコンボード ⇒ "Arduino Duemilanove w/ ATmega328"を選択(下図)
  3. ツール ⇒ シリアルポート ⇒ "dev/tty.usbserial-(英数字の文字列)"を選択
  4. スケッチをマイコンボードに書き込む:(→)ボタンを押す
マイコンボードの選択:Arduino Duemilanove を選ぶこと

LEDが点滅するのが確認できると思います。

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